第1回CtT

行先 TamDao麓茶屋→TamDao頂上茶屋×2
日時 2009年04月19日(日)
参加メンバー 4名(まっは・播磨王・雨ダスさとう・赤堀)
お天気 快晴
走行距離 12km(登り)+ 12km(下り)+12km(登り)
登り24km(標高差2000m)+下り12km
皆の感想 かなり疲れました。熱中症に注意!

<はてなダイヤりー>CtTとは???
Challange Tamdao Twiceの略。車でタムダオの麓まで行き、そこからタムダオ頂上茶屋までの12km、
高低差約1000mの山道を自転車で2回登ること。2回登ることで何と2000m登ることを実現!雨ダス
さとうのMt.富士クライム参加のために考案された練習メニュー。まっは氏によって名称が与えられた!
いずれはTDT(Tuour de Tamdao)と結合されるかも、、、

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きっかけ
富士ヒルクライムに当選してしまった雨ダスさとう。
最初は遊びのつもりで募集したのに、気がつけば「ハノイ自転車友の会・ハノイ在住代表」
としてモチベーションを無理やり上げられてしまった、、、

まっは先生が「練習しましょう!」と声をかけてくれて考案された強化メニューがこれ!
CtT(Challange Tamdao Twice)!!!
富士クライムが距離25km、標高差1,270m、勾配:平均5.2%、最大7.8%に対して、
CtTは登りの距離24km、標高差2,000m、平均勾配率10%弱(?)、、、
これを練習しておけば大丈夫でしょう〜とのこと、、、

最初は雨ダスさとうとまっはさんの2人でヒッソリと行う予定だったのに、気がつけば
はりまお、そして出張中の赤堀さんまで参加表明!結局4人でCtT開催になりました。
しかし、みんな物好きだよな!


車でTamDao麓茶屋へ
6時半にHorisonhホテル集合。雨ダスさの友達のレンタカー会社からINOVAをチャーター。
後ろの座席を取り外し、自転車4台を積む。取り外したシートをまっはさんの部屋に預かって
もらい7時頃、タムダオ麓茶屋へ向けて出発!天気予報では快晴。暑くなると言う予測だったが
何だか雲行きが怪しい!

いつも自転車で走っている空港高速、そしてTOYOTAの看板からVinhYenまでの道も
車だと何とも快適だ!早い早い!途中ゆっくり走ったものの、8時10分頃、麓茶屋に到着。
各自自転車の組み立て、水分補給、減量などに励む!

第一回目登りスタート
8時45分、4人一斉にスタート!はりまお、まっはさん、雨さ、赤堀さんの順に坂に挑む!!!

(以下雨ダスさとうの視点に立って報告)

今日は2回タムダオを登らなくてはならない。でも、ハノイから自走して来てない分、若干
体力的に余裕がある気がする。麓茶屋から2〜3km地点まで時速15km位で進む。はりまおは
やはり早い!前を走っているはりまおとはどんどん差が付き、すぐに見えなくなってしまった。
その後を行くまっはさん、2回登りを計算してかかなりゆっくり目。4号目近くまで背中が見えて
いた。でも、やっぱし馬力の差。4号目以降の激坂が始まってからは完全に見えなくなってしまった!
それにしても気になるのは赤堀さん!スタートからずっと僕の後ろにピタッと付いてくる。
カーブで立ち漕ぎしても平なところでスピードを速めてもピッタリ付いてくる!たまに聞こえる
赤堀さんの息遣いが不気味だった!やっぱしクライムでは後ろに付かれるより、後ろから
追いかけてた方が気が楽だなァ〜(プレッシャーに弱い雨さ)

4号目のSUSU茶屋を過ぎ激坂が始まるころ、今まで後ろに付いてきた赤堀さんが横に
現れ先に行ってしまった・・・スゲ〜〜〜

先に行かれたショックもあったが、追いかけるパワーもなく、自分のペースでゆっくり漕ぎ続ける!
しかし前半、赤堀さんい追いかけられたせいか、少しオーバーペースで、シンドイ!!!
何だか段々とハノイから自走して走って来た時と同じ感覚の疲れが出てくる。あ〜〜シンドイ!
1回目でこんなにシンドイのに2回目なんて登れるのか???一回で止めちゃいたいなァ〜
などと考えながら漕ぎ続ける。

6合目付近!おっと〜〜〜前方に赤堀さん発見!オーバーヒートか?
ふふっ、初めてのタムダオだもんね。。。

赤堀さんに追いついたことで少しパワーが出て来た。赤堀さんより先に行く!
赤堀さんがまた付いてくるんじゃないかとハラハラドキドキしながらしばらくは自分の
自転車が出す音にも敏感になりながら登り続ける。

やっとの思いで7号目到達。ここまでくれば視界が開け、タムダオの街が見えてくる。
少し気分的に楽になる。しかし、いつも思うけど、ここからもかなり勾配がキツイ!!!
ここまで来ると気力のみで登り続ける。

8合目手前で下りて来たはりまおとすれ違う!

タムダオまであと1km標識付近。あと少しだと気を緩めた瞬間に白い犬が牙を剥き出しに
追いかけて来た。急だったのでビックリして「おーーー」と思い切り声を出してしまう!
それにしてもこんなに疲れ切った場所で犬に追いかけられるんなんて!何とも残酷な話だ!
(後で聞いたが今回の参加者皆がこの犬に追いかけられていた!爆)

犬に追いかけられたからタイムが少し早くなったかな?1分後には麓へ降りる下りコース
との分岐に到着。1回目はここから直接下るルールなので、休まずに下りに突入!一回
やってみたかったんだよね。あ〜なんだか快感!

(麓茶屋→タムダオ頂上下り分岐 10.91km、1時間17分37秒)

下り
早い!早い!
1時間17分もかけて、苦労して登って来た道を自転車がどんどん転げ落ちていく!
しかし、下りながら道路を見ると「本当にこんな坂登って来たの???」とつくづく思う!
下っているうちに、さっき登っていた時の辛さが醒めていく!!!よし2回目も頑張ろう!
気力が沸いてくる!

2回目登り
水補給のために麓茶屋にピットイン。先に降りたまっはさんが出発するところだった!
挨拶だけして、水補給。5分ほど休んでから2回目クライム開始!

やはり1度目とは違い足が重い。持病かした膝裏の痛みも気になるので、1回目より
ゆっくり漕ぎながら登り続ける。辛いけど、前回のTDT時には膝裏の痛みがあって、
殆ど片足で登った時より肉体的にも、体力的にもまだマシだ!そう自分に言い聞かせて
登り続ける。4号目SUSU茶屋からいよいよ激坂開始。キツイ!まっすぐ登れる蛇行しながら
登る。表示される速度は時速3.8km。。。(よくこれで転ばないよね!苦笑)
たまに通りかかる車やバイクの人から「コーガンレ〜ン(=頑張れ!)」と声をかけて貰える
のが唯一の励みになる!

6合目を過ぎた!それにしても辛い!足を付きたい!休みたい!こんなんで本当に登りきれるのか!」
そんな気持ちになりながらカーブを曲がると前方にまっはさんが!!!
「熱中症ぽい!」「しばらく休んで行く!」とのこと。。。
一瞬、足を付いて一緒に休んでしまうおうかと衝動に駆られる!でも、、、
「ゴメンなさい!まっはさん、先に行きます!」
まっはさんも限界まで頑張ったなら僕もまだ頑張れると思い、先に進む!
その後も7号目、8合目付近はマジ辛かった!
そして9号目!今度は犬にも追いかけられず何とか通過!後ろから救援車に
乗ったまっはさんが通りかかり激励を受ける!あのカーブを曲がり、坂を登り
切ったらゴールだ!最後の力を振り絞りラストスパート!

(麓茶屋→タムダオ頂上茶屋 11.48km、1時間40分11秒)


結果
今回は競争ではなく練習走行みたいな感じなので、順位付けなどなし。
参考までにそれぞれの結果をお知らせします。

はりまお
2回目7合目でチェーン切れ1時間57分地点。。。
押して頂上まで登りました。ちゃんと最後まであきらめず、チャリと一緒に頂上まで
登りましたが、これって記録として扱ってもらえるんすかね???
ちなみに、手押しで一生懸命チャリ押しているとき、
途中でプロカメラマンによる撮影等のオファーもあり、
ベトナム写真デビュー???(byはりまお)

初回登り 59分00秒
下り    17分30秒 トータル 1時間16分30秒
2回目登り 1時間28分30秒 トータル 2時間45分

まっはさん
きの、CTT(ちゃれんじ たむだお とわいす: 登坂距離20km 標高差2000m)いてきまた。
ぼくわ 2かいめのこうはんで あしが いたいいたいで あつさとつかれであたまが ぼ〜として
きたので 6ごうめで あしをつきました。8ごうめまで がんばりましたが そこからくるまでのぼりまた。
はずかしいけど つぎに のぼるために むりおしませんでちた。(うううううぅ、、、涙) 
つぎは ぜったい かんそうします。

雨ダスさとう
初回登り 77分37秒(1時間17分37秒)
下り   22分09秒
トータル 99分46秒(1時間39分46秒)
2回目登り 100分11秒(1時間40分11秒)
CtTトータル 199分57秒(3時間19分57秒)
(参考までに2回目下り 21分47秒)

くそォ〜7合目から手押しのはりまおより麓から乗り切った僕の記録の方が
遅いぞーーー!(2回目平均時速6.8km)(大爆)
 
赤堀さん(初参加)
初参加タムダオ体験クライムとして1回登るという条件で参加していただきました。
いきなりタムダオに連れて行っちゃったけど大丈夫???
これに懲りずまた参加して下さいね。
 


(Report by 雨ダスさとう)

                                             

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