CatCatヒルクラム コース完全ガイド
CatCattヒルクライムはラオカイ駅(標高80m)からサパ(標高15000m)へ1420mの
標高差を登りつめた後行われる2.5kmの過酷なヒルクライムである。1.6kmと距離は
短いが平らな部分一切なし、平均斜度10%を越える超ドSなコースである!
「サパの街から近いんですけど超激坂を下って行くんですよォ〜〜〜」
「ってことは帰りは超激坂を上って来るんですけどォ〜〜〜」(by
はりまお)
そんなはりまおの言葉から「CatCat村激坂ヒルクライム」は生まれました。
ラオカイから標高差1420m!必死に坂を漕ぎつずけ、やっとサパの街に着き
安堵を得たのに下りてしまったら最後のCatCat村。「行きはよいよい帰りは怖いぃ〜♪」
そのCatCat村からサパに戻って来るにはそれはまるで地獄に等しい激坂を
登ってこなくてはなりません。
それではこれからこの過酷なCatCat村激坂クライムのコースを詳しく解説します。
コースマップ |
スタート地点→絶景茶屋(CatCat村入口階段のところ)
CatCat村の滝からなだらかな登り坂を登り、吊橋を渡ってその道がサパからの
道へぶつかったT字路地点がスタート地点です。
CatCat村(滝・吊橋)方面から見たスタート地点 | スタート地点からコース(サパ方面)を臨む |
上の写真を見て欲しい!スタートして行き成り10%程度の登りで始まっているのが分かる。
CatCatコースの手荒い激励を受けてのスタートである。
スタートから30m地点。お茶屋さんの横を通過。建物と道路との傾斜を
みてもかなりの急坂だと言うことが分かる!
茶屋を通り越しても更に急坂は続きます。
少数民族が草むしりなどしていて風景は長閑ですが、
急坂は依然として続きます。
右側(谷側)に家が見えて来ます。
家を通り過ぎると道は尾根伝いに左に曲がります。谷側をみると少年と少女が
仲良く日向ぼっこをしていました。う〜ん長閑な光景だなあぁーーー
でも、僕の心臓はもうオーバーヒート気味、、、
尾根沿いに道を左に曲がるとこんな感じです。
若干斜度が緩やかになりますが、それでも坂は続きます。
前方には尾根を伝って右に登って行く道が見えて来ます。
右側を眺めるとこんな感じです。ゲゲ〜あんなに登るのかっ!!!
いよいよカーブに差し掛かります。所々に生えている竹の
集団が「ガンバレ〜」と応援してくれています。多分!
カーブ中間地点の様子。この部分だけ舗装の種類が変わります。
カーブを曲がり切ったところ。更に坂は続きます。
少し進むと道はまた尾根伝いに左に湾曲しています。
今登って来た道を振り返るとこんな感じです。
更に進むと山側から1本の木が道に覆いかぶさりながら応援してくれます。
道は尾根を伝って更に左へ曲がります。
谷側を見ると谷下の方に学校が見えます。CatCatの滝は更に谷の下の方です。
谷の向こうには山々の幽玄が連なります。
道は少し斜度を増して更にくねりながら登り続けます。
棚田の中をぐんぐんと高度を稼いできます。
うっキツぅーーー
何だか斜度が更に増した気がします。斜度10%くらいか?((実際には12%ありました・・・)
このあたりで前方に絶景茶屋が見えて来ます。
いよいよ絶景茶屋のあるお茶屋郡に入ります。ふっと一息したい
ところですが、斜度は今までより更に増して来ます。
右手にCatCat村入口の階段が見えて来ます。このあたりの斜度はもう
10%を越えています。(実際には18%ありました!)
スタート地点からの疲れも出てかなり辛い地点です。
でも、ギャラリーが多い場所でもあります。
CatCat村入口の階段を過ぎると直ぐに絶景茶屋に到着。沢山のギャラリーが
迎えてくれます。このあたりCatCatヒルクライムコースで一番斜度がきつい所!
根性の出しどころです。
アメダスさとうのワンポイントアドバイス |
この区間はCatCatヒルクライムでは前半の部分です。スタートして直ぐに10%の急坂が300m程続きます。 スタート直後なのでまだパワーはありますが、後半に控えて少しセーブして走ると良いでしょう。 右手に家が見え、道が尾根伝いに左に曲がったら斜度がすこし緩くなります。ここで後半の激坂に向けて パワーを蓄えると良いでしょう。 絶景茶屋が近づくと再び斜度が増してきます。この辺が一番激坂。でもギャラリーも一番多い場所なので 自分の体力に合わせて頑張りましょう! |
絶景茶屋→ゴール
絶景茶屋を過ぎても10%(15%)を越える激坂は容赦なく続きます。
右手にアートギャラリーが見えて来ます。ギャラリーを過ぎても激坂は続きます。
まだまだ登ります! |
右手に小屋が、そしてその後ろの小高い所に展望レストランみたいな
(延々に建設中)が見えて来ます。このあたりでも10%(12%)を越える激坂は続いてます。
展望レストランもどきが近づくとヘアピンカーブが見えて来ます。
今まで来た方向に高度を上げて道は進みます。
ヘアピンカーブから後ろを振り返るとこんな感じです。
どんだけ登って来たの???
ちなみに赤い屋根がギャラリーです。
道はヘアピンカーブを曲がり更に登ります。
ヘアピンカーブを過ぎると若干斜度が緩くなります。
それでも10%は確実にあります!。
坂を登って来るバイクの様子はこんな感じです。
スタート地点からの疲れがそろそろピーク!
それでも微妙なタイミングで少数民族や観光客が通るので気は抜けません!
やっぱしガンバルしかありません!
道は10%をkeepしながら若干うねりを加えて更に登ります!
もう勘弁してよ!この辺で疲れはピークに達する頃です。
更に登ると再びヘアピンカーブが見えて来ます。
間もなくヘアピンカーブに到着。ヘ〜へ〜ハ〜ハ〜
左手の谷側を見るとこんな絶景が広がります。ちなみに赤い屋根がギャラリー。
どんだけ登って来たの???
そしてヘアピンカーブに到着! | 後ろを振り返るとこんな感じです。 |
実はここ別名「CatCat絶景ポイント」とも申します!
ここから眺めるCatCat村の風景はまさに絶景なのです!
更にここからCatCatヒルクライム激坂区間が一望出来るのです!
ちなみに2008年度ハノイ自転車友の会写真大賞受賞作品「優しい目のまっは先輩」は
ここで撮影されました。いつもは厳しい先輩であるまっは先輩の目をも優しくしてしまう
この場所は神秘に包まれています。(劇坂クライムの疲れを隠して無理して笑顔を作ったまっは先輩と言う情報もあり、、、)
2008年度ハノイ自転車友の会写真大賞受賞作品 |
ヘアピンカーブを曲がって更に高度を上げていきます。
ヘアピンカーブを曲がってもまだまだ坂が続きます。
100m程行くと右手(谷側)にお土産屋さんが見えて来ます。
お土産屋さんでは石の彫刻品などが売られています。ちょっと見てみたいですが、
無視して更に坂を登ります。この辺から谷側の景色を見るとこんな感じです。
展望レストランもどきのヘアピンカーブがかなり下に見えています。
更に100m、、、道はまだだ登ってます。
この辺は道が少し悪いです。谷側の景色も僅か数百m前の眺めとは明らかに違います。
道はますます高度を増しています。
前方に建物が見えて来ます。
サパ地区の森林管理事務所の建物です。お城みたいな建物が印象的です。
ゆっくり眺めてみたいですが、更に先に進みます。舗装が所々剥がれているので注意!
森林管理事務所の入り口を右手に見ながらカーブを曲がります。
100mほど直進区間になります。でも、ここでも登ってます!
右にカーブ。ここを曲がるとゴールはもう直ぐです。
カーブを曲がると左手に建物が見えて来ます。
建物を越えたこの小屋(以前入村チケットを売っていた小屋)が
ゴールになります。
ここまで無事足を付かずに登り切れたあなたは立派なヒルクライマーです!
お疲れ様ぁーーー
アメダスさとうのワンポイントアドバイス |
この区間はCatCat村ヒルクライムの中でも最もキツイ激坂が連発します。 スタート地点からの疲れに追い打ちをかけるように絶景茶屋から展望レストランもどきが 見えるヘアピンカーブまでの12%を越える激坂を如何に登るかでその後のレース展開に 大きく影響して来ます。ヘアピンカーブを曲がった後のパワーを若干残しながらこの激坂を 登ると良いでしょう! ヘアピンカーブを曲がると斜度が若干緩やかになるので、そこで少しスピーUpを計りましょう。 絶景ポイントでは景色を眺めるとか、記念写真を撮りたい衝動に駆られますがレース中なので、 そのまま進みましょう! 絶景ポイントヘアピンカーブを曲がったらいよいよラストスパートです。かなり疲労していますが、 最後の力を振り絞って登り続けましょう! 森林管理事務所のカーブを曲がったら最後のダッシュをすると良いでしょう! |
CatCat村激坂クライムはいつでもあなたの挑戦を待っています!
最後に2008年度ハノイ自転車友の会写真大賞受賞を取得したまっは先輩より
ビデオメッセージをどうぞ!
以前このコースで行ったレースの報告はこちらから。
★激坂への誘い!CutCut激坂村へ★ |
★第2回CutCut激坂クライム★ |
スタート前のチャレンジャー | ||
後半の激坂区間で張り合うイマえもん&はりまお | 絶景ポイントヘアピンを行くはりまお | |
絶景ポイントヘアピンを行くイマえもん | ヘアピンカーブを越えても激戦は続く | |
激坂を登るまっは先輩 | 絶景ポイントに佇むまっは先輩&雨ダスさとう | |
激坂を登る雨ダスさとう | 2009年度写真大賞??? |
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